SEO・リスティング広告代行業者選定の流れを理解しよう!

投稿者:ウェブマッチ!

SEOコンサルティング・リスティング代行業者へ依頼する前に

自社のウェブサイトへの集客を高めようと考えた場合、真っ先に考えられるのはSEO(検索エンジン最適化)、そしてリスティング広告に代表されるインターネット広告です。現在ほとんどのサイトの流入経路は、多くを検索エンジンからの流入が占めています。SEOやリスティング広告の運用は、自社で行う場合もありますが、蓄積されたノウハウのある会社に外注する方が一般的です。

とはいえ、これまで社内でのやりとりや、ウェブ制作会社としかやりとりをしたことがないWeb担当者にとっては、SEO・リスティング代行業者をどのように探して、比較し、選定し、どのように継続して付き合っていけばよいか分からないかもしれません。本記事より、業者の選定から契約、その後の運用まで、「成功する」SEOコンサルティング・リスティング代行業者選びについて解説します。

SEOとリスティングの意味をざっくり把握する

まずSEO対策とリスティング広告の基本を簡単に説明します。なぜこうした施策が必要なのかの基本を抑えておくと、今後取り組むべきことの理解が深まります。

SEO対策とは

SEO対策は、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンで、自社のホームページがより自然検索結果の上位に表示されるようにする施策です。大きくはサイト内の構造やコンテンツを最適化する「内部対策」と、被リンクなどによってホームページの評価を高める「外部対策」に分かれます。複雑な要素が絡み合い、誰もが検索上位表示を目指しているため、SEOで上位表示を獲得するのは簡単ではありません。また即効性がないので、中長期的な施策として扱われます。

リスティング広告とは

リスティング広告は、ユーザーがGoogleやYahoo!といった検索サイトで検索した際に、その検索キーワードに連動して表示される広告です。検索結果の右側や上部に、「広告」と表記されて表示されているものです。SEOとは違い、支払う広告費によって表示の有無が決定されるため、運用方法によっては、確実かつ短期で結果を出すことができます。

リスティング広告の表示結果

SEOコンサルティング・リスティング代行業者の仕事とは?

自社サイトへのアクセスを増やし、契約や顧客を増加させたい。この願いはどの業界でも共通です。SEO業者もリスティング広告代行も、集客を高めるために、サイトへの入り口を大きく、間口を広くする施策であることは共通しています。しかし、2つが一体どのような仕事をしているのかが見えなかったりする上、業務内容もかなり異なります。これら業者が一体どのような業務を代行してくれるのかを確認してみましょう。

まずSEOコンサルティング業者は、検索エンジンでより上位に自社のウェブサイトを表示させるための、分析・提案、施策提案・実行、効果測定をしてくれます。SEO業者は、GoogleやYahoo!の非公開で頻繁に変更されるランキングのロジック(アルゴリズムと呼びます)を常に分析しており、最新の情報に精通しています。さらに、ランキングを操作するための不正行為などによってサイトがペナルティを受けることがないように、ルールを守った運用ノウハウも持っています。料金体系としては、大きく月額固定型と成果報酬に分かれています。

一方、リスティング広告代行業者は、Yahoo!やGoogleの提供するインターネット広告で最大限の効果が出るように、企画・広告制作・運用・分析を代行してくれます。広告を出稿する際に「どのキーワードに対して出稿するか」や「広告コピーの作成」「費用対効果の管理」を行います。また場合によっては、広告からクリックした先に表示されるページを作ったり、改善をしてくれたりします。効果的なキーワードを選定し、自社の潜在的な顧客のニーズを掘り出すのが業務の勘所と言えます。

どちらの業者に頼む?

前述した通り、SEOとリスティングではその目的や役割が異なります。まず自身のウェブサイトや、事業目的を検討し、どちらの施策を行うべきか検討しましょう。コーポレートサイトで中長期的に流入を稼ぎ、売り上げやブランディング、採用といった目的を達成したいのか、それともECサイトや新商品の特設ページなどに集客して短期的に結果を上げたいのかによって、手段が異なるのです。

どちらに依頼するにせよ、業者選定の流れはほぼ同じです。以下で基本的な依頼の流れを見ていきましょう。

SEO業者・リスティング代行探しから依頼までの流れ

  1. インターネットでSEO・リスティング業者を検索する
  2. 数社を比較して特徴を知る
  3. 実際に担当者に会ってヒアリングを行う
  4. 提案と見積もりを受けて発注を決定する(契約する)
  5. 発注後、成果を確認しながら運用を進める

SEO・リスティング業者発注までの流れ

1.インターネットでSEO・リスティング業者を検索する

インターネット関連の会社は、検索サイトで調べるのが一番です。あなたが知りたいキーワードで上位に来た会社は、「検索上位」に来る方法を知っていると考えられるからです。

また当サイトのような比較サイトを使用してもいいでしょう。専門比較サイトのメリットは、2で行うべき各社の特長比較を簡単に行えることです。

リスティング広告代行を探す場合は、検索結果だけでなく、リスティング広告の枠にも注目してみましょう。そこでの表示順や内容で、リスティングのテクニックを垣間見ることができます。

2.数社を比較して特徴を知る

いくつか良さそうだと思った会社をピックアップして、会社の得意分野や、値頃感などを比較してみましょう。SEOを手がける会社には、専門のコンサルティング会社のほかにも、Web制作も行うSEO業者もあります。SEOだけに特化した支援を期待する場合は、コンサルティング系の会社がよいかもしれません。

値頃感については、契約方法によっても違いがあります。大きくは月額固定で作業料に応じて料金が発生するものと、成果報酬として発生する2種類が一般的です。またリスティングの場合は、月額の予算規模に応じて、取り扱う会社が分かれている傾向があります。自社の予算規模を考慮して検討すべきです。

そのほか「自社の業界に強そうか」「実績はどうか」「価格表があるか」「評判はいいか」などの軸でそれぞれ比較してみます。ここまでが業者探しの第一段階です。

3.実際に担当者に会ってヒアリングを行う

ピックアップした数社の担当者にアクセスし、実際に面談します。営業担当者や、小さい会社の場合は直接の施策担当者に会うことができます。自社での SEOの目的を伝えて、提案内容を聞き出しましょう。

実際に会うことで、長期に付き合っていける、信頼のおける相手かどうかを見極める機会にもなります。外部には公開されていない実績や業界の動向など、積極的に質問をすることで、だんだんとSEOに対する考え方や知識も身についてきます。物おじせず、どんどん質問してみましょう。

4.提案と見積もりを受けて発注を決定する(契約する)

業者から受け取った見積もりを検討します。予算の上限はあるかもしれませんが、見積もりの金額と同時に、必ず提案内容も検討します。特にSEOでは成果が出るまでに時間がかかったり、ペナルティなどのリスクもあったりするので、予算と時間をそれなりにかけないと効果が出ない場合もあります。実績・信用などから判断しなければならない場合もあるでしょう。

また見積書に関しては、月額運用費、運用手数料、成果報酬など、ほかの業界ではなじみのない金額体系が多くあります。各項目で分からないことがあればしっかりと確認して、不明な点があるまま契約しないようにしましょう。

契約時には、SEOではランキングが低迷した場合、リスティングでは業績が出なかった場合についても契約を交わしておくべきでしょう。また、改善のために欠かせないのはレポートです。毎月どのような成果確認を行ってくれるのか、担当は毎月アドバイスと分析結果を知らせてくれるのかなども確認すべきです。

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