リスティング広告のキャンペーン予算配分
検索ユーザーの興味度を理解して予算配分
キーワードのモチベーションごとにキャンペーンを分けておくと予算配分が楽
『キャンペーンの設計』のところで、各キャンペーンは「キーワードマッチ」「プラスマイナス」「キーワードの種類」で分かれています。なのでここでは、キャンペーンの効果に応じて予算を分配していくだけです。
- 【例】予算配分の視点
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- CPAが低いキャンペーンに可能な限り予算投下
- CVが多く獲得できるキャンペーンに予算投下 → CPAに注意!
- 残りの予算を他のキャンペーンに分配
1日の予算設定
目標CPA×目標CVで予算設定
『入札単価の調整』のところを参考に、目標CPA×目標CVでキャンペーン予算を算出しましょう。
1日の予算はなるべく大きく
1日の消化予算が多い競合が、同じキーワードに同じ金額を入札していた場合、予算を多めに設定している他社の方が上位表示されます。なので、1日の予算は実際の消化広告費よりも少し高めに設定しておくことをおすすめします。このルールにひっかかり、広告が出づらくなっているケースは本当に多いので、気を付けてください。
著者の場合は、月予算から逆算して、1日に使える予算が100あったとしたら、1.5~2倍くらいの日予算を設定します。もちろん月予算をオーバーすることはできないので、月末くらいで調整するようにしています。
この記事の著者
広瀬 信輔(ひろせ・しんすけ)
マーケティング情報サイト『Digital Marketing Lab』の運営者。
1985年、長崎県佐世保市生まれ。西南学院大学 経済学部 国際経済学科 卒業。
2008年、株式会社マクロミルに入社。現在は同企業のオンラインマーケティング部門の責任者として、デジタルマーケティングを推進。
株式会社イノ・コード 取締役 CMOも務める。
2017年、ディーテラー株式会社を創立。メディアプランニング、Web広告運用、SEO対策、Webサイト制作など、デジタルマーケティング領域のコンサルティング及びアウトソーシングサービスを提供。ビジネスメディアでのコラム執筆やイベント出演、大手企業のマーケティングを支援。
著書:『アドテクノロジーの教科書』(版元:翔泳社)
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