広告リンク先ページは重要!関連性が理由で広告表示できなかった件
リスティング広告のキーワードとランディングページの関連性は想像以上に重要だった!
過去の話
2011年くらいの話です。著者が所属する株式会社マクロミル(市場調査の会社)において、「中国リサーチ」や「中国市場調査」などのキーワードでリスティング広告の入札を行いました。
もともと「海外リサーチ」「海外調査」関係のキーワードを使って作ったランディングページがあったので、当時は「多少スコアは下がっても入札単価を上げれば成果が出せるかもしれない」と思っていました(テキストボリュームは一般的なLPよりも多かったはず)。
【当時のランディングページ(海外リサーチ用)】
上の画像を見ていただくと分かるように、全く関連性がないようにも思えません。ビッグキーワードではないですが、関連語や複合キーワードも結構広げていたので、検索ボリュームも多少ありました。
しかし結果は、広告表示すらされませんでした。。。
その後・・・
その後、「中国リサーチ」や「中国市場調査」用のランディングページに切り替えたところ、問題なく表示できました。この時期に、キーワードの追加や大幅な単価の引き上げ、アカウント構造の変更などは行ってないはずなので、やはり、広告表示ができなかったのはLPの関連性(入札キーワードとLPのテキストの関連性)によるものだったと考えています。
【新しく作った “中国リサーチ専用の” ランディングページ】
「入札キーワード」と「リンク先ページ」の関連性には気を付けましょう。以上、失敗からリカバリーした事例でした。
この記事の著者
広瀬 信輔(ひろせ・しんすけ)
マーケティング情報サイト『Digital Marketing Lab』の運営者。
1985年、長崎県佐世保市生まれ。西南学院大学 経済学部 国際経済学科 卒業。
2008年、株式会社マクロミルに入社。現在は同企業のオンラインマーケティング部門の責任者として、デジタルマーケティングを推進。
株式会社イノ・コード 取締役 CMOも務める。
2017年、ディーテラー株式会社を創立。メディアプランニング、Web広告運用、SEO対策、Webサイト制作など、デジタルマーケティング領域のコンサルティング及びアウトソーシングサービスを提供。ビジネスメディアでのコラム執筆やイベント出演、大手企業のマーケティングを支援。
2021年、公正取引委員会 デジタルスペシャルアドバイザーを受嘱。デジタル市場における競争政策の的確な運営のために活動。
著書:『アドテクノロジーの教科書』(版元:翔泳社)
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